今回登山する山は南八ヶ岳の権現岳と編笠山です。どちらも未踏峰の山梨百名山です。駅からタクシーで登山口まで行き、帰りは駅まで歩きます。青年小屋でテント泊をして、翌日に登頂します。それだと初日はどこにも登頂しないことになるため、西岳へ登頂することにしました。

まずは小淵沢駅からタクシーに乗ります。マウンテンタクシーと呼ばれる前日までに予約必須の相乗りタクシーが存在するのですが、満席で予約出来ませんでした。小淵沢駅ではタクシーは全て出払っていましたが、数分待つだけでタクシーが戻って来たので、それに乗ります。

観音平駐車場でタクシーを下車します。運賃は4,000円でした。帰りは駅まで歩く予定ですが、疲れ切って歩けなくなる可能性もあるため、タクシーの名刺を頂きました。

観音平駐車場から青年小屋まで登山を開始します。テント泊のため荷物の総重量は22kgでした。テント場の近くに水場があるのですが、湧き水ではなく沢の水だったので、今回の登山で使う水は全て持参しています。その量は7Lです。初日はとても涼しかったため、あまり飲むことなく、帰宅した時には1.3L余りました。また山中で、1.2Lの水を飲まずに、身体を洗い流しています。そのため実際に飲んだ水の量は2日間で4.5Lでした。初日が暑ければ5.5Lは飲んだように思います。

テント泊は一昨年ぶりになるため、かなりゆったりペースで歩きます。青年小屋は小屋に宿泊する場合は、1泊2食付で11,000円です。今日はまだ空きがあるようですが、翌週やその次の翌週は満室のようです。予約の要らないテント泊は1人1,500円です。

背丈の低い笹に囲まれた登山道は、道が明瞭で迷子になりません。また権現岳の山頂以外は、鎖場がなく、危険な個所もありません。

一度だけスリップして片手を地面についてしまいました。自分の体重に更に22kg程の重さを追加した状態で、手をついたため、骨折したかもと脳裏によぎりましたが、無事でした。以後気を付けたので、転倒などはそれ以降ありません。

雲海展望台に到着したので、ベンチで休憩します。ガスっており、雲海も富士山も、何らかの景色もありませんでした。その代わり、翌朝は雲海を見ることになります。山で宿泊しないと見れない景色です。

すれ違ったり、追い抜かしていく登山者は多くないです。ここは八ヶ岳でも、赤岳のような絶大な人気はないかもしれません。ですが観音平駐車場は満車で、車道に多くの車が停車してありました。

ベンチを見つけたので、休憩します。荷物が重すぎて、かなり大変です。翌日の権現岳へは、テントやその他の荷物はテント場に置いたまま、最小限の荷物で権現岳をピストンするのが良いかもしれません。軽量コンパクトなアタックザックを持参しています。

アキノギンリョウソウを見つけました。去年開花した個体です。

登山道が苔むしてきました。岩が多くなってきたので、転倒しないように注意します。

ゴゼンタチバナ

梯子は短いため難易度はありません。

木の橋は朽ちかけていました。

イワカガミは基本的に咲き終えていたのですが、1個所だけまだ咲いていました。

ホシガラスの特徴的な声が聞こえたので、頭上を見上げると数羽が木に留まっていました。ただしかなり上空のため、姿が枝で隠れがちでした。

青年小屋に到着しました。小屋の左手に見えるのが編笠山で、今日宿泊する人は今日登ってしまう人が多いようです。ただ午後から登っても、そこまで展望が綺麗に見ることは難しいと思います。なので翌日まで編笠山は登頂しません。

テント場は、地面が綺麗に整地されて、小石がほとんどない場所が残っていたので、そこでテントを設営しました。2人用のテントを1人で使うため、テントの中はゆったり空間です。

テントを設営したら、テント料金を青年小屋で支払いました。アタックザックで西岳へ向かいます。

テント場へはかなり遅い時間に到着したのに、ガラガラです。この日は少ししかテントが増えませんでした。

22kgの荷物を背負っていたのが、4kg程になったので、かなり快適です。西岳への道はアップダウンが緩やかです。

テント場から徒歩5分の場所に、乙女の水と呼ばれる水場があります。

水の出所を辿ると、沸騰させないと飲むのはリスクあるように思えました。エキノコックスはいないだろうけれど、何らかの微生物や寄生虫は皆無ではないはずです。

登山道は一部崩れていましたが、問題ありませんでした。

登山道から編笠山が見えました。

険しい山容は権現岳だと思います。

道にレタスが落ちていると思ったら、ウスバカブトゴケでした。

西岳の山頂や、その周辺ではイブキジャコウソウが咲いていました。

オトギリソウ

ハクサンフウロ

ウスユキソウ

ムカゴトラノオ

西岳の山頂に到着したら、テント場に戻って終了になります。