スントウカンアオイとは、静岡県の駿東で発見されたことが名前の由来になっている多年草です。オトメアオイの変種とされていますが、種として認められておらず、正式な学名は存在しません。一部のカンアオイ園芸家の間で認識されている個体群になります。
花はシイノミカンアオイに似ており、オオバシイノミカンアオイと呼ばれることもあります。シイノミカンアオイよりも萼筒が長いのが特徴です。また萼裂片もより長い傾向があります。
日本全国に分布する様々なカンアオイの仲間と比べて、花色がかなり多様な方に分類されます。萼筒と萼裂片で色が異なるツートンカラーやグラデーションカラー等、色の出方も多様です。
和名:漢字
駿東寒葵
学名
Asarum savatieri var. suntoh
分類:目
コショウ目 Piperales
分類:科
ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae
分類:属
カンアオイ属 Asarum
分類:種
スントウカンアオイ A. savatieri var. suntoh
花期
10~12月
分布
静岡県
その他
萼裂片が4枚
花は花弁が存在せず、代わりに萼裂片があります。萼裂片は通常3枚です。萼筒の中には雄しべが12個、花柱は6個あります。
スントウカンアオイは種として認められておらず、カンアオイは個体差が大きい植物です。それ故にスントウカンアオイの個体群はオトメアオイと呼んでも間違いではないです。ただし形態的にはオトメアオイではなく、シイノミカンアオイに似ています。
口環は広いとは言えず、括れております。
萼筒内壁には縦横に走る隆起線があり、縦脈は約20本。横脈は約6本です。縦脈は萼筒の頂部から基部へ伸びていますが、横脈は途中で途切れていることもあり、単純な格子状ではありません。
シイノミカンアオイと異なり、苞葉が萼筒の基部を包んでいません。花柄が長いことが原因です、