サクラガンピとは、樹高が1~3mになる落葉低木で、ヒメガンピとも呼ばれます。花は淡黄色で花弁はありません。萼筒の先は花弁状に4裂し、円錐花序になります。葯は橙色です。葉は全縁の卵形や卵状披針形で先は鋭頭、基部はくさび形をしています。葉はまばらに2列に互生し、両面に毛があり、長さ2~5cm、幅は1~2cmです。
樹皮は和紙である雁皮紙の材料になり、太くなると桜の樹皮に似ており、よく分枝します。桜色の花を付けるコガンピと間違えられることがありますが、ほとんど枝分かれしないため姿が似ていません。
丘陵地や山地の林縁や岩場に生えており、主に伊豆半島と箱根に自生している日本固有種です。過去に愛知県で発見されていますが、自生か植栽かは不明です。類似植物として、変種のシマサクラガンピが存在し、四国や九州に産します。
和名:漢字
桜岩菲
学名
Diplomorpha pauciflora
分類:目
フトモモ目 Myrtales
分類:科
ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
分類:属
ガンピ属 Diplomorpha
分類:種
サクラガンピ D. pauciflora
花期
7~9月
分布
伊豆半島, 箱根
分布地
下田
その他
細長く伸びる萼筒の長さは5~6mmです。本年枝は側枝を分け、短い毛が密生します。花は本年枝の先に付けます。
果実は核果です。