今回登山する山は身延山です。山梨百名山に選ばれています。紅葉が見頃な時期になり、山頂や久遠寺では、多くの参拝者や観光客、登山者を見かけますが、他の観光地と比べると人混みとは無縁で、静かに過ごせます。
また身延町はヤマビルが多い場所ですが、気温が寒くなり、雨も降っていないため、道のど真ん中を歩いている限り、吸血被害はありません。登山道は参道でもあるため、良く整備されています。落ち葉が多い季節なので、気温が高くなると落ち葉からヤマビルが出現してくることもあるかもしれません。念のためにディート入り虫よけスプレーを持参しています。ヤマビルに吹きかければ退治出来ます。
まずは電車で身延駅まで来たらバスに乗って身延山バス停まで移動します。山頂までは自分の足で歩き、帰りはロープウェイを使う予定です。
身延山バス停までは新宿から高速バスがあります。それ故か、身延駅から行きのバスはガラガラで、身延駅への帰りのバスは何とか全員座れる程でした。
身延山の地図です。ロープウェイの右手には奥の院参道東コース、左手には西コースがあります。西コースから登ることも考えましたが、遠回りして時間が遅くなる可能性があったため、とりあえず東コースから登ります。
山頂にいつ頃到着したかで、下山で西コースを使うのか、ロープウェイを使うのか決めたいと思っていました。
身延山バス停から歩いて久遠寺三門へやって来ました。左手に見える山が日蓮宗総本山の身延山です。山頂の標高は1,153mであり、ここからの標高差は1,000mないためか、そこまで高い印象はありません。
身延山の隣には七面山と呼ばれる日本二百名山があり、そちらは標高1,989mです。日帰り可能な身延山だけでなく、そちらにも足を延ばすなら、足が遅ければ2泊3日になると思います。
どこかの団体の参拝日イベントと被ったようです。佛所護念会教団でしょうか。男女交互に「南無妙法蓮華経」を言いながら久遠寺へ行列をなしていました。
久遠寺への長い階段を上っていきます。287段あり高低差は104mです。菩提梯と呼ばれており、煩悩を断ち切って悟るための階段です。
階段の側には男坂と呼ばれる道もあるのですが、急な坂道で滑るためお勧めしません。
久遠寺の本堂や宝物館等をまずは観光します。下山時に観光することも出来ますが、今より混雑しているはずです。
真ん中の道がロープウェイ乗り場へ続いています。現在は紅葉シーズンでロープウェイ料金の割引をしています。ただし山梨県、静岡県、長野県に在住の人だけです。往復運賃の場合のみ200円引きになります。
右側の道を進んでいきます。こちらは身延山表参道東コースになります。こちらは色んな建物があります。対して西コースは展望が良いみたいです。山頂付近では、展望台が2ヵ所あります。
本地堂です。道は舗装されている区間が半分程あります。登山靴でなく、スニーカーで問題ありません。
八幡神社本殿です。山頂付近までですれ違ったり追い越していった人は合計10人程でした。
瘡守稲荷ではイチョウが色づいていました。
莚師堂
丈六堂
今年もあと僅かです。今年の登山に関する挑戦と言えば、3年ぶりにテント泊をしたことです。1年に1回くらいはテント泊での登山が出来たら良いですね。
三光堂と久遠寺相輪塔です。トイレと屋根付きベンチがあるため、ここで軽食休憩にします。アスファルトの道路はここで終了になりますが、道はこの先も砂利道みたいに整備されています。
山頂に行くまで展望が皆無かと思っていたら、富士川と盆地の景色がありました。木々が伐採されすぎてて、それ故に見えた風景ですが、山野草もほぼなさそうです。杉林ですが着生蘭は見当たらずでした。
丗六丁目まで来ました。「丗」は三十という意味です。杉の落ち葉が堆積していたり、枯れ葉が多い場所を避けて進みます。おかげで、ヤマビル被害は人生で一度もありません。足にくっついたことは何度もあります。その度に大騒ぎしています。
所々で出会う紅葉の規模は小さいですが、人がほぼいないので楽しめます。
法明坊と呼ばれる無人の休憩所です。休んでいる人は誰もいません。
上の山東照宮
南側展望台まで来ると、人を見かけるようになってきました。山頂まではあと少しです。毛無山を含む天子山地が富士山の姿を隠しているため、富士山の存在を十分に感じられない景色でした。
仁王門です。近くには、日蓮聖人のお手植えと伝えられる老杉がありました。
仁王門にある仁王像です。かなり赤みが強く、白い目と歯が異彩を放っていました。
奥の院である恩親院に到着しました。隣にある社務所のような場所で、御朱印をもらいました。
身延山山頂の標識がある北側展望台に到着しました。南アルプスや八ヶ岳等の景色が広がっています。
北側展望台で休憩にします。登り始めは寒くなかったのに、山頂は流石に冷えます。下山は西コースを使わずロープウェイにします。
奥之院ロープウェイ駅の目の前には大きな山頂標識があります。ここは北側展望台よりも標高が低いです。駅の中には売店があります。売店でロープウェイの乗車券を購入しました。ちなみに食事処は既に閉店していました。
久遠寺ロープウェイ駅まで下山したら、最後にお土産屋の清水屋商店に立ち寄ります。本葛を使った胡麻豆腐が4個(120g×4)入って500円と、今まで購入してきた中で一番お値打ちでした。身延山バス停からバスで身延駅へ向かいます。身延駅からの帰りの電車は、鈍行だと1時間以上待つ必要があるため、直ぐに来る特急に乗って無事に家に帰りました。特急が停車しない駅の利用だと、電車の本数がかなり絞られます。