ヤマトグサ

ヤマトグサとは、雄しべが垂れ下がって風に揺れる雄花が印象的な淡緑色の風媒花です。草丈は10~25cm程ある多年草で、日本固有種です。日本人による学名の命名は、この種が2番目であり、日本の学術雑誌に発表された最初の植物でもあります。そのため命名者の牧野富太郎は、日本を代表する草として大和草と和名を付けています。

葉は卵形で対生し全縁、長さは1~3cm、幅は0.5~1.5cm、膜質の葉間托葉や微毛があります。葉は下部では対生し、上部では互生し、上部の節ごとに複数の雄花が付きます。茎にも毛が生えます。地下茎は短く、ひげ根を出します。

山地の森林下に生育しています。

基本情報

和名:漢字
大和草
学名
Theligonum japonica
分類:目
リンドウ目 Gentianales
分類:科
アカネ科 Rubiaceae
分類:属
ヤマトグサ属 Theligonum
分類:種
ヤマトグサ T. japonica
花期
4~5月
分布
関東~九州
分布地
丹沢
その他

詳細情報

ヤマトグサ
ヤマトグサ

花には花弁がありません。雄花は3枚の外花被片があり、上向きにくるりとそり返り、その花被片の間から約20~25個の雄しべが下垂します。雌花は茎の下側の節に付きますが、小さくて目立ちません。

ヤマトグサ

日本に存在するヤマトグサ属の植物は、ヤマトグサのみになります。