アオテンマ

アオテンマとは、茎や花など全体が緑色をした多年草の腐生植物です。オニノヤガラの色違いの品種であり、背丈が同様に100cm程まで伸びます。開花の時期や分布地、共生菌がオニノヤガラと同じです。

緑色ですが、葉緑体ではないため光合成をせず、土壌中の菌に寄生して養分を奪って生きています。

アオテンマとは別のオニノヤガラの品種としてシロテンマが存在します。見た目が似ているオニノヤガラ属の腐生植物としてナヨテンマやコンジキヤガラが存在します。

基本情報

和名:漢字
青天麻
学名
Gastrodia elata f. viridis
分類:目
キジカクシ目 Asparagales
分類:科
ラン科 Orchidaceae
分類:属
オニノヤガラ属 Gastrodia
分類:種
アオテンマ G. elata f. viridis
花期
6~7月
赤リスト
環境省カテゴリ:記載なし
神奈川県:記載なし
東京都:記載なし
分布
北海道, 本州, 四国, 九州
分布地
日光植物園
その他
共生菌は、発芽時はクヌギタケ属の菌、成長期はナラタケ属の菌

詳細情報

アオテンマ
6月11日
アオテンマ
アオテンマ

天麻(テンマ)とは漢方でオニノヤガラの根茎を指します。青い(緑色の)天麻(オニノヤガラ)が名前の由来です。オニノヤガラ(鬼の矢柄)の名前は、直立する長い茎を鬼が用いる弓矢に見立てた名前です。

アオテンマ
アオテンマ

多数の花1つ1つが壺の形をしています。毎年同じ場所に出るとは限らず、また今まで出現したことがない場所で突然姿を見せることもあります。

アオテンマ

花は下から上に向かって順に開花していきます。上部の花が咲く頃には、下の花が枯れてしおれることが多く、全ての花が綺麗に咲くことは難しいです。

アオテンマ
5月下旬
アオテンマ

オニノヤガラ

オニノヤガラは花が緑色の個体も存在しますが、花茎は緑色になりません。アオテンマは全身が緑色です。